2023年モデルは何が違う?サイベックス「リベル」ベビーカーの正直レビュー
こんにちは。寝かしつけが終わったあと息子の写真ばかりみている当サイトの管理人です。
2023年2月に発売したサイベックス(cybex)のベビーカー「リベル」。
アカチャンホンポでもよく見かける大人気商品で、購入を検討している方も多いと思います。
でも、
「本当にリベルでいいのかな」
「座面低めだけど大丈夫かな」
「メリオにしようかな」
「自転車に乗るのかな」
「重さは大丈夫かな」
など、さまざまな悩みが出てきて即決は難しいと思います。
ベビーカーは種類が多いから本当迷いますよね。私もそうでした。商品多すぎて沼りがち….
ここではそんな方のために、様々なベビーカーのスペックをチェックしてきた管理人が購入のヒントをお伝えできればと思います。
リベルはどんなベビーカー?
リベルはドイツ発のサイベックス(cybex)社の生後6ヶ月から使用できるB型ベビーカーです。
2014年に「gb(Good Baby)」という中国の大手ベビーメーカーと合併し、現在はgbが販売元として商品を取り扱っています。初代モデルは2020年に日本に上陸しました。
サイベックスのベビーカーはヨーロッパ、アメリカなどでも有名なブランドで、特にリベルに先駆けて発売された「ポキット」は世界で最も小さく折り畳める旅行用コンパクトベビーカーとして注目を浴びました。
リベルとポキットの形状は基本的には同じです。が、リベルはシートが通気性のあるメッシュタイプだったり、日除けをより大きくするなど、より日本のパパ・ママが普段「欲しい」と思う機能や配慮にこだわった製品といえます。
ポキットはもうほとんど実店舗では見かけなくなってきました。
基本スペック
リベルの基本情報は以下の通りです。
サイベックス Cybex 「リベル」 | |
発売日 | 2023年2月 |
メーカー希望価格 | 27,500円(税込) |
使用期間 | 6ヶ月〜48ヶ月 |
本体重量 | 6.2kg |
本体サイズ(開) | W520xD710xH1020 |
本体サイズ(閉) | W320xD200xH480 |
タイヤサイズ | 14cm |
リクライニング | 100~130度 |
それでは、リベルの良いところと微妙なところを順番にお伝えしていきます。
リベルの特徴・良いところ
超コンパクトに折り畳める
ここに惹かれてる方がほとんどかもしれませんが、リベルは閉じたときのサイズは横32cm、奥行20cm、高さ48cmと超コンパクト!
全てに対応しているわけではないですが、自転車のかご収納や飛行機に持ち運べるといわれています。
本当に自転車のかごに入る?
事前にサイズチェックはしたほうがよいと思いますが、ここまでコンパクトなベビーカーはそうそうないです。
これを書いている管理人は250台以上ベビーカーを見てきましたが、間違いなくベスト5に入ります。
本当に機内に持ち運びできる?
国内線・国際線の一般的な機内持ち込み可能なサイズは三辺の合計が115cm(55×40×25cm)と言われています。
リベルの三辺の合計は100cm。機体のサイズによって持ち込み条件がことなりますが、基本的には大丈夫でしょう。
4才(22kg)まで使えるロングユース
リベルは生後6ヶ月から48ヶ月(2才まで)使用可能で、耐荷重は22kgです。
アップリカやコンビなどの国内ベビーカーは36ヶ月まで(15kgまで)使用可能なベビーカーが多いですが、海外ブランドは48ヶ月まで利用できる商品が多い傾向にあります。
ベビーカーは何歳まで使う?
リベルは4才まで使えるとはいえ、実際は2〜3才ごろ卒業する子が多いのも事実です。
ただ3歳過ぎてもお昼寝する子も多いですし(うちもそう)、私の友人ママは遠出するときなど4 歳まで使っていました。こればっかりはお子さんによるので、22kgまで耐えれる方がまぁ安心かな、というのが個人的意見。
シートは幅広
リベルのシート幅は52cmです。
アップリカやコンビのB型のシート幅は45cm前後がほとんどなので、ゆったりめのサイズといえます。
ここまで超コンパクトに畳めるのにシート幅が広いのは珍しいです!
ちなみに電車の改札幅は約55cm。通れるサイズですが、つっかえないよう慎重に押した方がよさそうです。
多機能・オプションが多い
リベルは海外製品でありながら、国内ブランドに負けない細かな配慮がなされているベビーカーです。
・通気性のよいメッシュシート
・リクライニング(110~130度)
・レッグレスト
・トラベルシステム対応
オプション(別売)は以下のとおり。
・専用バンパーバー
・専用トラベルバッグ
・専用レインカバー
専用アダプタとベビーシートを使えば新生児からも使えるベビーカーになります。
トラベルシステム対応のベビーカーは特に車移動が多い方におすすめです。
トラベルシステム対応のベビーカーは特に車移動が多い方におすすめです。
リベルの微妙な点
ここまで良い点ばかりお伝えしてきたので、個人的にちょっとマイナスポイントになりうる点も紹介します。
1.軽量タイプとはいえない
本体重量は6.2kg。女性が持ち運べない重さではないですが、B型ベビーカーの中では決して軽量タイプではありません。
もし軽さを重視するのであれば、
・マジカルエアー(アップリカ)
・アクビィ(コンビ)
・ビングル(ピジョン)
このあたりはすべて3キロ台です。
ただリベルのようにコンパクトに畳めないので自転車には乗せられませんが…
超コンパクト&もうちょっと軽量タイプが欲しい方は、同じサイベックスの「ポキット」(4~5kg)をおすすめします。(ただしサンシェードとシート幅がちょっと狭くなる)
2.バンパーバーは別売り
バンパーバー(シート前のセーフティバー)は基本的に別売りです。
加えてこのバーを装着した状態では折りたたむことが出来ないため、一旦取り外す必要があります。
ただバーの脱着自体は簡単で、かつバーは曲げやすい柔らかい素材のため取り外したあと邪魔になることはそこままでないかと思います。
絶対にバーをつけた状態で折りたたみたい!という方は、先程挙げた国内ベビーカーをおすすめします。
個人的にバンパーバーはあると安心です。レインカバーやブランケットもつけやすいですし。
3.折りたたみは片手でできない
リベルは折りたたみする際、両手を使います。
赤ちゃんを一旦抱っこしておく必要があるため、念の為抱っこひもを一緒にもっておくと安心かもしれません。超コンパクトを売りにしてますので、このへんは仕方ないのかも…
片手で折りたたみたい方はやはり国内B型ベビーカーをおすすめします。
リベルの最新モデルと旧モデルとの違いは?
主な違いは以下の通りになります。
本体サイズなど基本スペックに変更はほとんどありません。
2023年モデルからは、
- ワンプルハーネス
肩と腰のベルトが締めやすいワンタッチで調整しやすくなりました。
(2022年モデルは肩パッドの中に収納されたベルトで微調整が必要)
- 肩ベルトの位置が高く
4歳ごろまで使いやすいにように、肩ベルトの高さが3.5cm高くなりました。
主にこの2点が改良されました。
この2点を重視しない方は、安くなっている可能性のある旧モデルをまず狙うと良いと思います。
リベルをおすすめする人しない人
まとめると以下のようになります。
おすすめする人
・コンパクトに畳める商品重視
・本体重量を重要視しない(持てればOK)
・バンパーバーは別売りでもOK
・車or自転車移動が多い
・タイヤサイズは普通でOK
・カゴ下収納はそこそこでOK
・折りたたみ時両手がふさがってもまぁOK
おすすめしない人
・コンパクト性より本体重量重視
・タイヤサイズの大きい商品を探している
・絶対片手で折りたたみしたい
おすすめしない人に該当した人は、私ならピジョンのビングル推します。
以上、参考になると幸いです!
気になる商品が複数ある人は、当サイトのスペック比較ツールを使ってみてくださいね!
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