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<2023年>ビングルBB2の口コミと正直レビュー。BB1との違いも比較

こんにちは。赤ちゃんと犬の動画ばかり見ている管理人です。

2022年4月に発売されたピジョンのB型軽量ベビーカー「ビングルBB2」。超軽量ですっきりとしたデザインのベビーカーで、年々売上シェアを伸ばしています。
今回はそんな軽量ベビーカーの良いところ・微妙なところを正直にレビューしたいと思います。

この記事を書いている人

はらまき
気になるベビーカーを選んでスペック比較ができるサイト「べびろじ」運営者。一児のママ。5年ほどベビーカーの販売に携わる。サイト運営にあたり約270種類商品を見てきました

ビングルの基礎知識

ビングルは7〜36ヶ月の赤ちゃんを対象としたいわゆる「B型(セカンド)ベビーカー」。操作性や乗り心地も十分配慮されたベビーカーです。
管理人が知る限りビングル2017年ごろから発売を開始し、毎年新モデルを発表しています。

つまり2022年モデルは改良すべきところはあらかたチェック済みで、完成系に近い形まで磨き上げられたモデルといえます。
価格帯は2~3万円。B型ベビーカーのなかでは高すぎず、安すぎず。平均的な価格といえます。

ビングルの発売状況(2020~2023)

2020年
ビングル BB0 発売


2021年
ビングル BB1 発売
→高性能クッション材「エルク」採用。正面からでも荷物が入れやすく
→タイヤサイズが全輪14cmから16.5 + 14cmに。


2022年
ビングル BB2 発売
→2021年モデル加えて、ベースメッシュシートだけでも使用可能に


2023年
ビングルBB3発売?
2023年現在、まだ2023年モデルの発表はありません。
例年どおりだと、4〜6月に発売される可能性が高いです。(2023年1月現在)

ビングルの特徴

タイヤが大きい

現在市場に出回っているベビーカーを250台ほど見てきましたが、管理人の知る限りビングルはB型ベビーカーの中でも圧倒的にタイヤサイズが大きいです。
ここ数年で発売されたベビーカーのタイヤサイズは約12〜16cm。そのほとんが14cmです。
年々タイヤサイズは大きくなる傾向にありますが、ユーザーから「段差でつまづきやすい」という声が多いということでしょう。

私が使っていたのも14cmでした。個人的にもタイヤサイズは最低でも14cm欲しいところです!

全輪シングルタイヤ

老舗のアップリカ・コンビなどはダブルタイヤを好んで採用していますが、ピジョンはシングルタイヤ推しです。
それぞれ一長一短あるので一概にどちらが良い!と決めるのは難しいです…が、
シングルタイヤはダブルタイヤより、

小回りがきく
走行時、ガタつきにくい
地面との衝突点が少ないので振動が減る

と言われています。
ガタつきにくさはこの動画↓を見ても分かりますね。

逆にダブルタイヤは「走行に安定性が出る」「側溝や線路にハマりにくい」と言われています。(ダブルタイヤ推しのメーカーの主張ですが)
ダブルが良いか、シングルが良いか?と言った論争はしばらく続きそうですね。。

ちなみに海外ベビーカーはほぼシングルタイヤです。

熱や湿気対策はバッチリ

ビングルは、
メッシュシート
ベースメッシュシートだけでも使用可(2022年モデル)
ハイシート(53cm)

と汗っかきの赤ちゃんへの対策がしっかりされています。

通常は本体ベースにメッシュシートを重ねて利用しますが、夏場はシートを取り外して本体ベース(これもメッシュ素材)のみで使用が可能。2022年モデルからの改良ポイントです。

また、ハイシートなのでアスファルトの照り返しや熱気も防ぎやすいです。

一般的にシートの座面が50cm以上だとハイシートと呼ばれることが多いです

とにかく軽い

ビングルの本体重量は3.9kgです。とにかく軽い!機能性にも十分配慮されたベビーカーですが、依然女性が軽々持ち運べる軽さです。

ちなみに似たようなコンセプトの他ブランドだと、

商品名マジカルエアーアクビィ
メーカーアップリカコンビ
本体重量3.2~3.9kg3.6~3.7kg

などもあります。どちらもダブルタイヤですが。

アクビィもタイヤは全輪16cmと大きめです。

純正の追加サンシェードがある

ビングルは純正の拡張用サンシェードが売っています。

これ、個人的にはポイント高くて….B型ベビーカーって基本的にA型よりサンシェードが浅いものが多いんですが、純正のサンシェードはアップリカもコンビも今の所(2022.9)売っていません。

私自身、B型のベビーカー(アップリカ)を買ったとき日差しが気になって無印の追加サンシェードを買ったのですが、サイズがピッタリはまらなくて結局あまり使いませんでした。(↓これ)

拡張用のサンシェードは色々売ってはいますが、不格好にならずキレイに取り付けられる純正のものがあるに越したことはないな、と思います。

ビングルの気になるところ

タイヤサイズも大きい、シートの通気性も良いし洗濯機で洗える、軽い、収納力もある…と、スペック的には割と非の打ち所がないのが正直な意見です。(数百台チェックしてきたけどほんとにそう思う…)

あえてあげるとすれば以下です。

畳んでも高さが残る

ビングルの折りたたみ時のサイズは、横50cm、奥行33.5cm、高さ92.5cm です。
片手でワンタッチで畳める&自立するタイプなので折りたたみそのものは非常に楽です。

ただどうしても高さが残るので、階段などでの持ち運び時(特に身長低めの方)、多少不便を感じることもあるかもしれません。

また車移動の多い方などは積んだ時にどのくらいスペースを取るかシュミレーションしておくと良いと思います。

もっとコンパクトに畳みたい!という方には私はリベルを推します。

旧モデルとどっちを買えばいい?

ビングルBB1 (2021)ビングルBB2 (2022)

型落ちして安くなっている旧モデルでも良いんでは…と思ってる方もいると思います。

最初にちらっと書きましたが、2021年モデルと2020年モデルの違いは「ベースメッシュシートだけで使用可能かどうか」のみです。それ以外のスペックは基本的に変わりません。
ベースシートだけで使用すれば通気性7倍UP!ともありますので、魅力に感じる方もいるとは思います。このへんは好みですね。。

ちなみに私が使用していたB 型ベビーカーは新ビングルほど通気性の良いシートではありませんでしたが、秋から使用を始めたこともあり、特に不満に思ったことはありませんでした。夏場メインで使うなら新モデル、冬メインなら旧モデルの在庫もチェックすると良いかも

おすすめする人・しない人

ということで今回紹介したピジョンのB型ベビーカー「ビングルBB2」。
まとめると以下のようになります。

おすすめする人

・ハイシートが良い
・足置きステップは欲しい
・女性でも楽々運べる重さが良い
・タイヤはとにかく大きいのが良い
・折りたたみは絶対片手でできるものが良い
・夏場に使用予定で、通気性にこだわりたい

おすすめしない人

・とにかくコンパクトなものが良い(自転車に乗せられるなど)
・本体重量よりもコンパクト性を重視する
・トラベルシステムに対応しているものが良い


おすすめしない人に該当した方は、私だったらサイベックスのリベルをおすすめします。

気になるベビーカーのスペックを比較したい方は比較ツールを使ってみてくださいね!ひと目で違いが分かります。


以上、参考になると幸いです。

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気になるベビーカーを選んでスペック比較ができるサイト「べびろじ」運営者。かつてベビーカー選びの沼にハマった一児のママ。5年ほどベビーカーの販売に携わる。サイト運営にあたり約250種類商品を見てきました。