0 %

Login

Lost your password?
Don't have an account? Sign Up

マジカルエアーAGの正直レビュー。クッションとの違いも

こんにちは。

マジカルエアーを使用していた管理です。

2022年5月にアップリカより発売したベビーカー「マジカルエアーAG」。軽い、安い、でも機能にも最低限の安心を…といった印象のB型ベビーカーです。

ここでは商品についての基礎知識や特徴、良いところ・微妙なところをママ目線で正直にレビューしたいと思います。

この記事を書いている人

はらまき
気になるベビーカーを選んでスペック比較ができるサイト「べびろじ」運営者。一児のママ。5年ほどベビーカーの販売に携わる。サイト運営にあたり約270種類商品を見てきました

マジカルエアーAGの基礎知識

aprica.jp

マジカルエアーは管理人が知る限り2015年頃から続くアップリカのロングセラー商品です。ユーザーの声をもとに毎年改良を加え、進化し続けています。(商品名はAB、AC、AD….と変化していくので今回の商品は7代目?)

ここ数年はマイナーチェンジが多いので、アップリカさん的にはもう改善するところがあまり無いのかもしれません。

ちなみに最近は毎年春に2シリーズずつ発売しております。

発売状況は以下の通り。

2021年5月
マジカルエアーAF
マジカルエアークッションAC

2022年5月
マジカルエアーAG
マジカルエアークッションAD

軽さ重視のマジカルエアーは定価2万円前後、機能をプラスしたエアークッションは3万円前後です。

今回紹介しているのは軽さ重視のマジカルエアーです。

マジカルエアーの特徴

1. とにかく軽い

本体重量は3.2kg。何度も言ってすみませんがこれに尽きます。

ここ3年で国内で発売されているB型ベビーカーは3~7キロ台がほとんど。

つまりマジカルエアーは最軽量の部類に入ります。

2. お手頃価格

定価は税込み19,800円。

国内で展開しているB型ベビーカーの価格帯は幅広いですが、3万円前後が多いです。1万円前後なら激安、5万円以上だと少々お高い印象。

マジカルエアーはかなりお求めやすい部類に入ります。

1万円前後の人気機種だとJ is for Jeepです。

3. 意外と丈夫で保証も3年

走行試験のようす (aprica.jp)

フレーム自体は結構細いんですが、実際に使用した管理人としては「意外と丈夫」という印象でした。

マジカルエアーを連れて国外に行ったり、悪路を走ったりもしましたが2年間とくに不具合はありませんでした。

3年間保証(要事前登録)対象商品なので、保証期間であれば修理費用は基本無料というのも大手メーカーの強みですね。

メーカー保証について
通常は1年ですが、事前登録(無料)することにより3年まで延長が可能です。
購入から1年は修理費や送料が無料。2年以降は修理費は場合により無料、送料は購入者負担です。詳細は公式で

マジカルエアーの微妙なところ

1.メッシュシートではない

メッシュ素材のシートはこんな感じ

マジカルエアーAGはメッシュシートではありません。シート自体はのっぺりしています。

背中のムレが気になる方は別売りのマルチシートマットの購入を検討されても良いかもしれません。

マジカルエアークッションだとシートベース部分がメッシュになります

2.シートは手洗い

写真は旧モデル。着脱は楽だけど手洗いのみ

本体シートの着脱は楽な仕様になっているのですが、マジカルエアーAGはメッシュシートじゃないせいか?手洗いのみで、洗濯機での丸洗いはできません。

アップリカのほとんどのベビーカーは洗濯機で洗える商品なんですけどね。。

マジカルエアークッションシリーズは洗濯機で洗えるので差別化を図りたいのかもしれません。。

3.タイヤが小さめ

タイヤは小さく、太くもない (aprica.jp)

マジカルエアーAGのタイヤ直径は11.8cmとかなり小さめの部類に入ります。

(2022年現在B型ベビーカーのタイヤサイズは11.5cm~16cmがほとんど)

ちょっとした段差を乗り越える際も前輪をグイッと持ち上げて乗り越える必要があるかと思います。普段歩く道がきれいに舗装されていて、特に段差もなければ問題無いです。

マジカルエアークッションならタイヤが14cmと少し大きくなります

マジカルエアーとクッションの違い

左がエアー、右がクッション

マジカルエアーには軽さを重視したスタンダードタイプ「マジカルエアー」と、機能をプラスしたタイプ「マジカルエアークッション」の2種類があるとお伝えしました

ここまで読んでお分かりだと思いますが、マジカルエアーAGの微妙なポイントは基本的にマジカルエアークッションでカバーできます。

一応違いを比較しておきます。(2022年発売分)

エアーAGエアークッションAD
定価(税込)19,800円29,500円
本体重量3.2kg3.6kg
シート下積載容量24.7㍑26.7㍑
タイヤ直径11.8cm14cm
リクライニング124°~150°
(座席内角 111°~137°)
120°~149°
(座席内角 112°~141°)
タイヤサスペンションありあり
シート洗濯手洗い洗濯機可
通気性に優れたベースシートメッシュなしあり
振動を吸収するシート下サスペンションなしあり
ベルトが着脱が楽な「イージーベルト」なしあり
レザー調ハンドルなしあり

マジカルエアーAGについて、250台ベビーカーを見てきた管理人の一言を添えておきます。

本体重量:3.2kg
超絶軽いです。

リクライニング
倒せる角度は十分。起こせる角度はまずまず。

シート洗濯:手洗い
着脱はしやすい仕様なので、たまに洗う程度なら手洗いでも許容できるかも。

ベースシートメッシュ:なし
夏にガッツリ使うなら別途速乾性のあるシートがあっても良いかも…

シート下サスペンション:なし
どこまで赤ちゃんへの振動を気にするかですね…
ちなみに私が使用していたタイプはついていませんでした。

イージーベルト:なし
経験談としては、ベルト装着時は手こずることは多々ありました。(チャイルドシートも…)こういった装着が楽な仕様はあると助かるかも。

マジカルエアーAGはとにかく価格的な手軽さと軽量を重視しているので「ちょっと気が利く機能」は基本的にあまりついていません。

ただタイヤサスペンション搭載されていたり、シート下バスケット容量やリクライニング角度調整もあるあたり「ただ安いだけ」の商品とは言えないと思います。

(定価1万5千円以下だとそもそもリクライニング機能がなかったり、バスケット容量がかなり落ちたりする)

「可能な限り手軽な価格がいいけど、多少は使い勝手も気にしたい…」そんな方に向いているのではないでしょうか。

おすすめする人・しない人

再度まとめます。

マジカルエアーをおすすめする人

・とにかく軽さ重視
・定価2万円以下が良い
・シートは手洗いでもOK
・片手で畳めて自立するのが良い
・安さも大事だが、多少機能面も気にする

おすすめしない人

・夏場に使用するので背中のムレが気になる
・シートの手洗いはめんどくさい
・タイヤが小さいのが気になる
・車に乗せることが多そう

おすすめしない人に該当した方は、アップグレード版のマジカルエアークッションを推します。

以上、参考になると幸いです!

気になるベビーカーの商品スペックを比較したい場合は、当サイトの比較ツールを使って見てくださいね!

アバター
気になるベビーカーを選んでスペック比較ができるサイト「べびろじ」運営者。かつてベビーカー選びの沼にハマった一児のママ。5年ほどベビーカーの販売に携わる。サイト運営にあたり約250種類商品を見てきました。