おしゃれだけど正直どう?ベビーゼン ヨーヨー2(YOYO2)の商品レビュー
こんにちは。小1の壁に怯えている管理人です。
2020年に発売したB型ベビーカー「ヨーヨー2(YOYO2)」。
そのスタイリッシュなデザインと超コンパクトに折り畳める手軽さに惹かれた方も多いのではないかと思います。
とはいえ生活スタイルによっては不向きな方もいるかもしれません。
ヨーヨー2が実際どんな特徴を持っていて、どういう方に向いているのかをレビューしてみたいと思います。
ベビーゼンについて
ベビーゼンは軽量ベビーカーの開発を主とし、2009年にフランス人の親子が立ち上げました。2012年にリリースした「YoYo」はベビーゼンを代表するコンパクトベビーカーとして世界中で愛され、これまでに100万台以上を売り上げました。
現在はおしゃれなベビーチェアでおなじみの「ストッケ」(ノルウェーの老舗ベビーブランド)の傘下となり、さらにその販売網を広げています。
ちなみにYoYo2は2020年モデルです。
日本では主に楽天市場やYahoo、実店舗だとBlossom 39や主要な百貨店で販売しています。
商品の特徴
1.A型、B型と使い分けられる
ヨーヨーは新生児期から使えるフラットなコットと、6ヵ月から使えるシートと2種類存在するため、フレームはそのままに月齢によってシートを取り替えることができます。
商品としては2タイプあり、
・ヨーヨー2 +0+6:フレーム+シート2種類セット(AB型)
・ヨーヨー2 +6:フレーム+6ヵ月から使えるシートセット(B型)
となります。
ヨーヨー2 +0は使用できる期間が6ヵ月しかないので、B型のヨーヨー2 +6を購入する方の方が多いかもしれません。
いずれにしてもフレームを買い換える必要が無いので、A型からB型へのスムーズな移行が可能です。
2.とにかくコンパクト
折りたたみ時のサイズはW44 x D18 x H52とかなりコンパクト。キャリアによっては機内に持ち込めるサイズです。(国際線ならほとんどのキャリアでおそらくOK )
玄関で場所を取りたくない方、バスや電車などよく利用する方、車で持ち運びしたい方などにオススメです。
3.軽め&持ち運びに適している
ヨーヨー2の本体重量は6.2kg。
国内B型ベビーカーに比べればめちゃくちゃ軽い!というわけでもありませんが、一般的な女性なら持ち運べる重さかと思います。
ヨーヨー2は肩がけできる長めのストラップと、持ち運びのバッグが付属しています。
バッグを日常的に使うかは何ともいえませんが、エレベータのない駅の階段など一時的な持ち運びはしやすいタイプといえます。
自転車かごに乗る?
コンパクトとはいえ、大きなかごを取り付ければ可能かな…というレベルです。
折りたたみ時のサイズはW44 x D18 x H52とお伝えしましたが、よくある子乗せ電動自転車の標準装備のカゴサイズはだいたい横33~38cm、奥行き20~24cm(底面は10~14cm)、高さ20~25cm。
4.長く使える
B型タイプは6ヵ月から48ヵ月(4歳ごろ、22kg)まで使用が可能です。
国内B型は36ヵ月(3歳ごろ、15kg)までのものが多い一方、海外ブランドは耐荷重が22kgのものが多い傾向にあります。
ちなみにサイベックスのリベルは15kgまで
微妙なところ
ハンドルは高め106cm
ヨーヨーはハンドルが高めの106cmで、高さ調整はできません。
150cm以下の方には向いていないと思います。
管理人(身長160cm)が2.5cmくらいの低いヒール履いてハンドルを掴んだ感覚だと「106cmは気持ち高めだけど、押せないことはないかな….」という印象でした。
肘よりも手の高さが若干上にあがりますので、長時間使用した際は変な所に力が入って疲れるかもしれません。
なので少なくとも160cm身長がある方向けかなと思います。
レインカバーは付属しない
ヨーヨー2は残念ながらレインカバーはついてきません。(旧モデルのヨーヨーはついてきたのですが…)
ヨーヨー専用のレインカバーは存在しますので合わせて購入するしか無いかなと思います。こういう↓
バンパーバーがない
ヨーヨー2がバンパーバーがついてきません。純正品ではありませんが別途購入することは可能です。
バンパーバーをつけた状態で折り畳みは問題なくできそうです。
(ただし多少かさばるかも)
その他スペックの補足
管理人はこれまで270台ベビーカーを見てきましたので、各スペックの平均値はある程度把握しているつもりです。ヨーヨー2のスペック的な立ち位置を軽く補足しておきます。
タイヤサイズ
直径は13.5cm。B型だと大きすぎ小さすぎず、平均的なサイズといえます。
15cm以上のものは大きめサイズといえるでしょう。
サンシェード
こちらもB型としては普通。新生児から使えるコットはフットカバーとシェードがセットですので日差しへのカバー力は比較的あるほうといえるでしょう。
本体サイズ
開いたときのサイズはW44 x D86 x H106cm。
横幅44cmというと決してゆったりサイズではなく、比較的コンパクトサイズといえます。
シート幅のイメージとしては、
42cm以下:かなり狭め
45~50cm:一般的なサイズ
50~55cm:ゆったり
55cm〜:かなり大きめ
開閉について
開く際はほぼワンタッチです。
畳む際も手間ではありませんが、ワンタッチタイプではありません。
(1:00からスタート)
- キャノピーを閉じる
- ハンドル両サイドのボタンを押して背もたれを折りたたむ
- シート下のハンドルを引いて全体を折りたたむ
慣れれば5秒位で畳めるかなーとは思います。
国内ベビーカーはワンタッチで細長く畳めるタイプが多い一方、海外ブランドは三つ折りタイプが多く、両手が塞がる可能性はあります。
ただその分高さが出ないのでコンパクトに収納できます。
その他のオプション
オプションはとにかく充実しています。
・引っくり返る心配のない追加バッグ(10kg)まで
・年上の兄弟が使えるステップ
・チャイルドシート
・サイベックス、Nuna、マキシコシに対応したアダプタ
・冬場に重宝するフットマフ
・雪の上を走行可能なスキッツ
・ハンドルにつけられる冬用手袋
・日差しを守るパラソル
・背負えるキャリーバッグ
・カップホルダー
・レッグレスト
・レインカバー
・虫除けカバー
・バシネット用アダプタ
・交換用タイヤ
・交換用ハンドル
※一部日本非売品も含まれます(スキーや手袋など)
実際重宝しそうなのはレインカバー、カップホルダー、レッグレスト、虫よけカバーあたりでしょうか。
2023年モデルの発売はある?
個人的意見ですが….2023年に新たなモデルが発売される可能性は低いと思っています。仮に新モデルが発売してもマイナーチェンジ程度じゃないかなー。
というもの現在の最新モデルは2020年に発売した「ヨーヨー2」。
この旧モデルは2012年と随分前です。
さらに加えて、販売元のベビーゼン(現ストッケ)は2020年春に「YoYo Connect」という2人乗り仕様にできるアクセサリを発売したばかり。ストッケで現在発売しているB型ベビーカーはヨーヨーのみで、他の商品とも十分差別化を図れている…という理由で当面新モデルの発売は無いんじゃないかと思う次第です。まぁ勝手な推測ですが。
ヨーヨー2が向いている人
ヨーヨーをおすすめする方を再度まとめます。
- 使用者の身長が高め
- タイヤサイズは普通でOK
- なるべくコンパクトなものがよい
- 持ち運びやすさは重要視している
- 必要な付属品は別途購入で問題ない
- 折りたたみ時はワンタッチでなくてもOK
世界的に愛され続けるロングセラー「ヨーヨー」。商品そのものの完成度は高く、自信を持っておすすめできる商品です。
以上、少しでも参考になるといいなと思います!
気になる商品のスペックを比較出来るツールあります。よかったらご利用ください!