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メリオやミオスに似てる!マキシコシ「レオナ」の正直レビュー

こんにちは。

息子の成長が嬉しくもあり寂しくもある管理人です。

2022年に日本に上陸したマキシコシの両対面式ベビーカー、レオナ。

実店舗やオンラインで見かけて「サイベックスのメリオ?」と思った方もいるんじゃないでしょうか。

メリオといえば現在爆売れ中の超人気ベビーカーですが、なんだか見た目も似ているマキシコシのベビーカーは実際どうなのか?

今回は「レオナ」の特徴や微妙なところをママ目線で正直にレビューしたいと思います。

この記事を書いている人

はらまき
気になるベビーカーを選んでスペック比較ができるサイト「べびろじ」運営者。一児のママ。5年ほどベビーカーの販売に携わる。サイト運営にあたり約270種類商品を見てきました

マキシコシについて

画像:www.maxicosi.jp/

マキシコシ「Maxi cosi」はヨーロッパを代表する超有名ベビーブランドです。

現在はカナダの製造メーカー「Dorel Industries Inc」社が保有するヨーロピアンブランドのひとつで、チャイルドシートをメイン商品とし約35年前に事業をスタートさせました。

現在はベビーカー、ハイチェア、バウンサー、バシネットなど幅広いベビー商品を展開しており、なかでもベビーカーはチャイルドシート開発で得た豊富な知見とノウハウが詰め込まれています。(ベビーカー第一号は1986年!)

日本では北海道から沖縄まで全国のエアバギー直営店、ショッピングモールや百貨店で展開されていますので、このブランドロゴに馴染みのある方も多いでしょう。


レオナの特徴

画像:www.maxi-cosi.com

主なポイントを管理人のコメントを添えつつ紹介します。

1. 4歳(22kg)まで使えるロングユース

国産は3歳(15kg)まで使える商品も多いですが、レオナは22kgまで使用可能です。

海外ベビーカーは22kgまで使用できる商品が増えてきていますね。

2.シートは用途に合わせて変化する


シート背面のフックを引っ張り上げるとシートの高さが変えられる仕様で、成長に合わせてサイズを変えられます。

これは通常のベビーカーではあまり見かけない細かな配慮です。
このあたりはマキシコシのチャイルドシートで培った技術や知見が活かされています。

3.オープンハーネス

ベルトを外した際、肩のあたりのハーネスが自然と持ち上がります。

赤ちゃんをシートに乗せるときにベルトが肩に絡みにくく、装着がしやすくなっています。これもマキシコシのチャイルドシートで見かける機能です。

ベルト装着の際はもたつく場合があるので、こういった細かな配慮はいいですね。

4.マグネットシートベルト

レオナのハーネスは肩ベルトのパーツを重ねたあと、股ベルトのバックルに指しこむタイプです。

肩ベルト→股ベルトの2アクションで装着ができますが、いずれもマグネットが内蔵されているので取り付けやすい仕様になっています。レオナはベルト周りの配慮がめっちゃいいですね。

ちなみにアップリカのベビーカーにもこういういった配慮があります。

5.折りたたみ時コンパクト

レオナ W45xD32x55cmメリオ W49xD54xH69cm

高さ、奥行きともにかなりコンパクト!全体的にメリオより小さく畳めますね。

玄関のスペースが取れないだとか、車に積んで移動することが多そう…そういった方に向いています。

6.メリオより安い!

レオナはサイベックス「メリオ」とよくデザインが似ていますが、価格はメリオより若干安いです。そのぶん(というのか何というか)シートの通気性など機能面で劣る部分もありますが、少しでも予算を抑えたい方には候補に入れても良い商品かと思います。


レオナの微妙なところ

1.サンシェードは浅め

レオナメリオミオス

ミオスやメリオと似た間口の広いタイプですが、サンシェードは決して長くなくないです。

シートを起こして使う分には問題ないですが、フラットにした場合は赤ちゃんの顔が隠せる程度なので、追加で何かしら日よけの対策をしたくなるかもしれません。

このレオナは海外だと新生児から使えるコクーン(バシネット)が別途使用出来るのですが、日本では需要が無いのか特に取り扱っていない模様。

2.シートの通気性はなんとも…


マキシコシのシートは取り外して洗濯機で洗えるのは良いのですが、速乾性のあるシートだとか、メッシュになったベースシートだとか、そういった日本の夏対策は特別されていないです。

(チャイルドシートはその辺かなりカバーされているんですが)
特に夏場は別途シートライナーを引いたほうが良いかなと思います。

画像はメッシュ素材例

3.折りたたみは片手で出来ないので注意

海外ブランドは3つ折りタイプが多いので、マキシコシに限った話ないので「微妙な点」とするのもなんですが….

この3つ折りタイプは折りたたみ時基本的に両手が塞がります。赤ちゃんを抱っこひもなしで抱きながら開閉は難しいと思いますので、そこだけはご注意を。

4.ハンドルは103cm

103cmというと比較的高めです。

高さ調整ができるタイプではないので、160cm以下の方には押しづらく感じるかもしれません。

ちなみに管理人は身長160cmですが、普通のスニーカを履いた状態でのベストなハンドル高さは93~96cmぐらい。少しヒールのあるブーツを履いたら100cmでもまぁOKかなという感じです。

海外ベビーカーはハンドルが高めのものが多いので、ハンドル高さが100cm超えでかつ高さ調整できないタイプは使う人を選ぶと思います。ご注意ください!

5.本体重量は決して軽くない


本体は7.9kgと、日本市場では決して軽量と呼べない重さです。左の写真は公式ですが、まぁ海外の大きな男性なら片手で持てるのかもしれません。

ただ個人的経験からも言えますが、女性が持ち運べる重さは6キロ台が限界かと思います。
レオナは別売りでトラベルバッグも買えますが、肩に掛けて持ち運ぶ仕様にはなってないあたり、メーカー側も気軽に持ち運ぶ重さではないという判断でしょう。

日常的にベビーカーを折り畳んで移動する必要がない方(最寄り駅はエレベーターがある、徒歩圏内での移動が中心など)や、車利用が多い方には問題ありませんが、ふだん混在したバスを利用するような方にはオススメしません。


車利用が多く、長く使いたい人向け

ここまでお伝えした良い点・微妙な点をまとめると、おすすめする人/しない人は以下のようになります。

おすすめする人

  • 車利用が多い
  • なるべく長く使いたい
  • 夫婦ともに比較的身長が高い
  • 折りたたみ時高さのでないものが良い
  • 人と違うおしゃれなベビーカーが良い
  • 実績のあるチャイルドシートを使用したい

おすすめしない人

  • 身長が160cm以下
  • 折り畳んで持ち運ぶ頻度が多い
  • 夏場の熱気対策には特にこだわりたい
  • 片手でワンタッチで開閉できるものが良い

レオナは欧州の安全規格「EN1888-2」をクリアしており、耐久性・走行性などあらゆる方面で厳しい試験を課された商品です。ヨーロッパの石畳にも負けない品質が保証されているといえるとでしょう。

似た形状で持ち運ぶ頻度が高い方はやはり軽量なメリオをおすすめします。

片手でワンタッチで開閉したいのであれば、コンビやアップリカ、ピジョンなどの国産ベビーカーを検討してみてください!

当サイトは気になる商品のスペックを複数同時に比較できるツールがあります。よかったら試してみてくださいね!

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気になるベビーカーを選んでスペック比較ができるサイト「べびろじ」運営者。かつてベビーカー選びの沼にハマった一児のママ。5年ほどベビーカーの販売に携わる。サイト運営にあたり約250種類商品を見てきました。