ラベリタエッグショックALのレビュー。良いところと微妙なところ
ラベリタエッグショックALについて
2021年にコンビから発売した超ハイシート4輪多機能ベビーカー「ラベリタエッグショックAL」。
ラベリタは2019年に発売したアット(atto)の後継機種です。
「デザインも洗練されていて、ちょっと海外のベビーカーっぽくてかっこいい。」
ラベリタは機能にとことんこだわったコンビの高品質ベビーカーのひとつですが、ここでは商品の特徴と使用感のメリット・デメリットについて書いてみようと思います。
ラベリタの特徴・いいところ
1.ハイシート
ラベリタの一番の売りは超ハイシート62cmです。 2021年10月現在、アップリカではここまでのハイシートの商品は存在しておらず、国産ベビーカーの中では最もシートが高い商品のひとつといえます。 夏場のアスファルトからの照り返しや、ホコリなどから赤ちゃんを守りやすい仕様です。
私は腰痛持ちなので、ハイシートは乗せ下ろしが楽でありがたいです
2.タイヤが大きめ
ラベリタはタイヤが溝にはまりにくいダブルタイヤを採用しています。 フロントタイヤは大きめの直径18cm。ちょっとした段差ならつまづきにくいサイズです。
私が使用していたベビーカーは15cmでしたが、走行時段差でよくつまづきました
3.ハンドル位置が高い
ラベリタはハンドル部分が最大110cmとかなり高めに調整が可能です。 ハンドルアジャスタも合わせてついているので、高身長な方にもストレスなく使用できます。
高身長パパ・ママが交互に使う方におすすめです
4.フレーム固定で走行性UP
ラベリタは背面・対面の切り替え機能がついていないため、本体フレームがしっかり固定されています。そのため余計な力を入れず操作が可能で、ハンドル部分が操作時ガタつきにくいタイプといえます。
またシートは洗濯機で丸洗い可能、幅51cmとゆったりめです。
ラベリタの微妙なところ
1.背面・対面の切り替えがちょっと面倒?
フレームが固定されえているので操作が安定するというメリットもある一方、背面・対面切り替え時にシート全体を一旦取り外して付け替える必要があります。人によってはこれが煩わしく感じる方もいると思います。
後輪は前輪より少し小さいのですが、手動でシートを切り替えるので18cmのビッグタイヤが常に前輪となります。
2.折り畳み時にかさばる
ラベリタは折り畳み時、横幅が約45cmと少々かさばります。 4輪タイプのベビーカーは折り畳み時、一般的に30cm~48cmとなるため、決してコンパクトなタイプとはいえません。
対面の状態で折り畳むとシート部分が倒れてきてしまうので、別途サポートベルトも必要です…
3.本体重量は重め
本体は6.7kgと重めです。 多機能タイプなので仕方がないことですが、バスや電車で折り畳まなければならない方にはおすすめできません。 エレベータがある駅を利用する、車移動も多いといった方には問題ないと思います。
ファミリーカーなどでの移動が多い方も問題ないでしょう。
ラベリタをおすすめする人、しない人まとめ
おすすめする人
・品質や機能性を重要視する
・オート4輪がなくても大丈夫
・日常的に折り畳んで持ち運ばない
・高身長の人が使う可能性がある
・腰痛持ちの人が使う
おすすめしない人
・バスをよく利用する
・品質も大事だけど軽さも大事
・家のベビーカーの置き場所が狭い
・エレベーターのない駅をよく利用する
・両面、対面切り替えはワンタッチでやりたい
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