2年使用:電動ハイローチェア「ユラリズム オート」の商品レビュー。ネムリラとも比較
こんにちは。30代過ぎてから体力の衰えを日々感じている管理人です。
我が家の電動ハイローチェア「ユラリズムオートDX」。(現在はユラリズムオートプレミアムAC)。
2年使用したので、商品のレビューを残しておきたいと思います。
我が家が使用していたハイローチェアは旧モデルです。
最新モデルとは機能的にはほぼ変更が無いのでスペックなどは新モデルに合わせて情報更新し、実際に使った使用感などを中心に書いています。
基本スペック
電動スイングについて
普段からゆらゆらしないようロックがついており、これを解除&タイヤをロックした状態で電動モードを使用します。
電動を使用する際はチェアの側面についているコネクタにコードを差し込み、電源をつなげます。
コードはそんなに長くないです。
スイングの種類は、
- マニュアルモード:自分で速度を調整。4段階。
- オートモード1:あやす時用。やや早めのスイングから、徐々にややゆっくりに。
- オートモード2:寝かす時用。ややゆっくりのスウィングから、徐々にゆっくりに。
の3種類あります。
オートモードの場合は、自動的に速度が変化します。
マニュアルモードの様子
ちょっと暗くて見にくいかもしれないですが…スィングの様子です。
一番早いスイング ↓
一番遅いスイング↓
うちの場合、基本的にいつもマニュアルモードを使っていました。
(自動でスウィング速度が変化するオートモードはイマイチ息子と相性が合わなかったので)
まもなく寝つくかな…というタイミングでそっと乗せ、一番遅いスイングしていることが多かったです。
なお、各スイングは15分を超えると安全面を考慮し自動で止まる仕様になっています。
うちは一番早いスィングはあまり使わなかったです。ちょっと忙しく感じたので。
リクライニングについて
5段階調整が可能です。
- 〜2・3ヶ月:一番倒した状態までOK
- 〜7ヶ月:3段階起こした状態までOK
- 〜48ヶ月:すべて起こした状態までOK
我が家の場合、離乳食がスタートした生後半年ごろには結構上まで起こして使っていました。
メロディ機能について
以下の8曲を収録。(新モデルは曲に変更あるかも)
・ブラームスの子守歌
・バッハ メヌエット
・モーツアルトの子守歌
・キラキラ星
・ブラームスのワルツ
・ノクターン
・モーツアルト ピアノソナタ
・シューベルトの子守歌
赤ちゃんが喜ぶ、というよりかは聞いている親御さんが飽きないようそれなりに曲数が入っている感じかも…?
オルゴールのような優しい曲調で息子(および私)の眠りをいつも誘ってくれました。
音量は4段階で調整が可能です。
付属品について
1.新生児用クッション(〜7ヶ月頃)
1. 頭マモールパッド:
頭と首を優しく安定。
2. スリープクッション:
足元を柔らかいクッションで囲むことにより、包まれた感触に安心感を与える(らしい)
これらはリクライニングを完全に倒した時のみ使用します。
クッションは7ヶ月頃まで使用可能とのことですが、私は生後4ヶ月くらいで「狭いかな?」と思い外していました。
私が使っているモデルは頭パッドがなくてスリープクッションのみでした。だから使い方間違ったんだと思う…うん…
2.テーブル(5ヶ月ごろ〜)
離乳食が始まるころから使用頻度が増えるテーブルつき。
矢印の部分を押しながら弾けば簡単に取り外し可能で、赤ちゃんとテーブルの距離を3段階に調整可能です。
最新モデルは簡単に取り外し可能なテーブルカバーがつきました!
3.お昼寝フード
最新モデルのユラリズムオートプレミアムACにはお昼寝フードがついています。
アップリカは「お昼寝はほどよい暗さが良い」としているため、フードは適度に光を通す素材。
一方で競合となりそうなコンビの「ネムリラ」は暗めの方が寝る!としており、より遮光度の高い幌を使用しています。
ハイローチェアがあって便利だった場面
作業中子供を近くに配置できて安心
我が家は1階にリビングとキッチン、2階に寝室などがあるタイプの物件に住んでいたので、ハイローチェアは1階に置き2階にベビーベッドを配置しました。
なのでテーブルで食事をしている時や、キッチンに立っている時など作業場所に応じてチェアを移動し、常に子供がそばにいられるように配置がしやすかったです。
電動でゆらゆら揺らして息子の気を紛らわしながら、掃除したり夕食を準備したりしていました。
トイレ行きたいけど離れると息子が泣くときなんかも、チェアごとトイレの前まで移動してましたね…
お風呂あがりに一旦置ける
夫の帰りが遅いと、1人で息子をお風呂に入れなければならないこともしばしば。
ベビーバスを卒業し、一緒に湯船に浸かるようになるとお風呂上がりは結構バタバタします。
自分の着替えもままならないまま、息子がコロコロ転がっていったり…。
そういうときはハイローチェアにタオルを敷いて、とりあえず待っていてもらう場所として重宝しました。
まぁこの技が使えるのも期間限定ですが
ハイチェアなのでホコリ等から守りやすい
我が家は犬を飼っていたこともあり、特に生後間もないころは犬の毛やホコリが特に気になっていました。
まだおすわりもできない息子をフロアに置くのも気が引けたので、一時的な避難場所としても重宝しました。
ハイローチェアがあって不便だった場面
場所をとる
ハイローチェアのサイズはどのモデルもほとんど大差はないと思いますが、やはり場所はとります。
電動で使用する場合はコンセントもある程度近くにないといけないので、置き場所を考慮してから買うことをおすすめします。
ちょっと移動しにくい
もちろんキャスターはついてはいますが、基本的本体重量が重い(10キロ以上)でかつタイヤが小さいので軽々移動…とはいかなかったです。
全く移動する必要がなければ良いですが、我が家のようにキッチンやらお風呂場に移動させるときは少々苦労しました。
移動が多そうなら、なるべくカーペットなど敷かないようにするか、少なくともフローリングでの導線を確保しておくと良いと思います!
オートモードは相性次第、ただ電動には助けられた
アップリカのユラリズムオートは息子が生後1ヶ月のころから2年ちょっと使用しました。
(2歳4ヶ月ごろは「ぼくのいす!」と言って乗りたがったりするなど)
先に書いたとおり、ユラリズムオートは電動モードが3種類ありますが、息子の場合ギャン泣き中は抱っこしないと落ち着かないし、寝かしつけもある程度落ち着いた状態でないとハイローチェアで入眠は難しかったです。
なので私は基本的にマニュアルモード(自分で速さを調整する電動タイプ)で使用することが多く、寝かしつけ用や落ち着かせ用のオートモードの恩恵にあやかることはあまり出来ませんでした。
オートモードがどこまで活用できるかは赤ちゃんとの相性次第かな…というのが正直な感想。
ただマニュアル電動モードで息子の入眠→熟睡はかなり助けてもらえたので、電動機能はあってよかったと思っています。
生まれて数ヶ月が一番体力的に辛い時期ですし、猫の手も借りたい状況でした。
ユラリズムとネムリラの違いは?
よく比較されやすいアップリカの「ユラリズム」とコンビの「ネムリラ」。迷ってる方もいるかもしれないので似たモデル同士で簡単に比較します。
よく比較されやすいアップリカの「ユラリズム」とコンビの「ネムリラ」。迷ってる方もいるかもしれないので似たモデル同士で簡単に比較します。
ユラリズムオートプレミアムAC | ネムリラ Auto swing Bedi | |
メーカー | アップリカ | コンビ |
フード | 「お昼寝は適度な暗さで」 適度な明るさ&通気性が良いフード。 | 「夜はつくれる」 遮光性に優れたフード。 |
スウィング 速さ調整 | 可。4段階調整 | 不可。 |
揺れ幅調整 | 不可 | 可。4段階調整 |
スィングモード | 1.落ち着かせ用(早→遅) 2.寝かしつけ用(やや遅→遅) 3.自分で速さ調整 | 振れ幅調整のみ |
高さ調整、マニュアルの速さ調整、テーブル、オルゴール機能つき…など基本スペックはかなり似ていますが、大きく異なるのがフードのコンセプトとスィングの機能面です。
フード
ユラリズムは比較的外の明かりを取り込むタイプ。一方でネムリラは遮光にもう少し力を入れたタイプ。どちらが赤ちゃんのお昼寝に適しているかは、アップリカとコンビでは主張が異なるようです。
スィング機能
ユラリズムの方がスィング機能が豊富といえます。
ユラリズムはマニュアルで速度調整するほかに状況に応じて自動でスピードが切り替わる機能が2タイプついていますが、ネムリラはマニュアルで振れ幅を変更する機能のみです。
うちの息子の場合、マニュアルで速度調整する機能しか使わなかったのでネムリラでも良かったかもしれないですね。まぁ、使ってみないと分からないんですが
以上、参考になれば幸いです。